保護猫について知ってますか?

ヘミングウェイは、保護猫カフェです。

名古屋市内で保護猫と触れ合えるカフェは、

ヘミングウェイと、丸の内の猫カフェひとやすみさんの2店舗

保護猫しかいない猫カフェは、名古屋で初出店となります。

 

 

そもそも保護猫ってなんでしょう?

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猫は、家庭で飼われている家庭猫と飼い主が不明の野良猫がいます。

そして、そのどちらでもない保護猫は、

行政や動物愛護団体、個人のボランティアさんが保護した猫であり、

子猫や成猫に関わらず、新しい飼い主を探している猫になります。

行政の保護猫の扱いは、それぞれの都道府県や政令都市に任されています。

そして、つらい現実ですが、沢山の猫が処分されています。

特につらいのは、その大半が生まれて間もない乳飲み子なんです。

 

ヘミングウェイの母体である、NPO法人ファミーユは、

名古屋で殺処分ゼロを目指して活動しています。

私たち動物愛護団体ファミーユは、去年から、ミルク猫ボランティア

募集と普及に着手しました。

生まれて間もない乳飲み子(ミルク猫と呼んでいます)は、お世話が大変です。

3時間おきに授乳して、身体を温めておかないと、命を落とします。

体調管理や体重の増減をチェックに、、、

時間に余裕のある方でないと無理なのです。そして、乳飲み子が生まれる時期が

春と秋に集中する傾向があるので、保健所や愛護センターでも収容しきれなくなり

処分となってしまいます。

猫の一番かわいい時期を一緒に暮らせて、やりがいもあります。

時間の余裕がある方はぜひ、チャレンジしていただきたいです。

乳飲み子の時期だけ2ヶ月くらいお世話いただければ、あとはファミーユで

里親さんをみつけて譲渡します。

ご興味がある方は、メールか、保護猫カフェのスタッフにお尋ねください!

info@npo-famille.org

シェルターにも、老犬と猫がいますので、そのお世話をしていただける

ボランティアさんも足りません。

 

 

猫を飼われている方にお願いです

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お宅の猫は、完全に室内飼いにしてください。そして、避妊去勢を絶対にしてください。

猫は外で気ままに暮らすのが一番というイメージがありますが、

名古屋でも殺処分されている猫のおよそ10倍の数の猫が交通事故にあって、

命を落としています。猫がかかる感染症も沢山あり、死にいたる病気を発症します。

ましてや、避妊去勢しないで外に出したら、不幸な野良猫や望まなかった

新しい命が生まれてしまいます。

猫の繁殖力はおそるべしです。

外に出さなくても、避妊去勢しなければ、どんどん増えて、

多頭飼い崩壊という悲惨な状態を生んだりもします。

 

猫の殺処分を減らすには、地域猫とかTNRと呼ばれる活動があります。

野良猫を避妊去勢して、1代で終らせることにより、不幸な子猫が

生まれるのを止めるとても根気のいる活動です。

いろんな団体や個人のボランティアさんが地道な活動をされています。

でも、そこで障害になるのが、飼い猫か野良猫か判別がつかない猫なんです。

 

 

猫を家族に迎えたいなら保護猫カフェに

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欧米には、ペットショップはありません。でも日本ではまだ、

犬や猫を飼うには、ペットショップで買うしかないと思っている人が大半です。

今すぐには、猫は飼えないし、ボランティアをする余裕もないという方は

是非、保護猫カフェにお越しください。

そして、保護猫たちと触れ合い、写真を撮影して、シェアしてください。

「ここにいる猫たちは、家族を探しています」と

それだけでも、猫を助けることになります。

 

 

ヘミングウェイの名前の由来

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このロシアンブルーの保護猫の名前がヘミングウェイ

実在した、ファミーユの保護猫です。

ボランティアさんが撮影したこの子がかわいくて、イラストに起こしてもらいました。

 

文豪アーネスト・ヘミングウェイは猫好きってご存知でしたか?

キーウエストの記念館には、ヘミングウェイのかわいがった猫たちの子孫がいます。

そして、ピアニストのフジコ・ヘミングウエイさんも偶然ですが、猫の絵を描くほど。。。

猫が好きな著名人は沢山いますね。

 

 

ネコノミクス・猫ブームの影

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猫がブームなのは、SNSで猫のかわいい写真がシェアされやすいからとか

マスコミの影響も大きいと思いますが、光が当たれば、影も深くなる。。。

いろんなブランド猫たちが大量生産されて、流通の途中や売れ残って

悲惨な状況になっていることがニュースになっていました。

ペットを物として扱いお金で買う限り、この悪循環は断ち切れません。

犬も猫も心のある命なんです。

人間もかつて、奴隷制度で人が売り買いされたり、アウシュビッツで

人がガス室に送られたりという歴史がありましたが、

日本で、命のある生き物がそんな目にあっていて、果たして住みよい文明国と

いえるんでしょうか?

皆さんの意識が、消費行動が、古い制度を変えるパワーになります。

一度考えていただけたらと思います。

保護猫カフェは、そんなことを考えていただくきっかけになる場所になればと

思います。

もちろん、猫カフェなので

猫に癒された~元気がでた!!猫のかわいさを知った!!そんなお客様の

声をいただいております。今日も、ご来店が早くも3回目というお客様もみえました!!

まずは、お気軽にお越しいただきたいです。

 

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