子猫祭りーーーーー
ゴールデンウィーク 気持ちのいい季節になりましたね。
今の時期は、野良猫の春の出産ピークの時期になります。
この時期になると思い出します。去年、フェイスブックに投稿されていたのですが
ここで、おさらいをしたいと思います。
その投稿は、ファミーユが子猫(乳のみ子猫)を沢山引き出したという投稿に対し、
「なぜ、愛護センターで猫が貰い受けたいといっても70人待ちなのに
子猫を引き出してしまうのですか?」というご質問でした。
愛護センターに持ち込まれる乳飲み子は、そのほとんどが、目も開いていない
下手をするとへその緒がついたまま、生まれたてなんて子も持ち込まれます。
母猫とすぐにはぐれてしまった子猫は、ちゃんと母乳も飲めていなくて
すごくひ弱です。そのうち何匹かは、命を落とします。(殺処分数にカウントされます)
そして、3時間おきの授乳や体温管理、そして排泄の補助。体重の測定など
お世話がとても大変です。ミルクの飲み方も分からなくて、哺乳瓶から飲めない子や
衰弱して吸う力がなかったり、すぐに風邪の症状がでて、目がつぶったままになったり。。。
お腹を壊したり、風邪もなかなか治りません。
そんな不安定でお世話が大変な乳飲み子を、一般の市民の方に、譲渡はしないのです。
そんな子がこの時期一日に何十匹も持ち込まれると、センターも許容オーバーになります。
動物愛護団体や動物愛護推進員さんが、そんな子達を引き出して、お世話をしています。
そして、ワクチンを打ってエイズや白血病の検査ができる2ヶ月近くになるまで
カリカリフードが食べられるようになるまで、少し体調も安定するまで
面倒をみてから譲渡するのです。
ファミーユでも、今年こそ沢山の乳飲み子を救うぞと、乳飲み子の育て方の講習会を開いたり、
経験者のボランティアさんにも乳飲み子のお世話のより高度な知識やテクニックを
身につけていただこうと勉強会や情報交換のための交流会を行って
準備万端、5月を迎えました。。。
子猫たちはまるで天使のようにかわいいです!!大変だけどもし時間があれば
あなたも一度ミルクボランティアにチャレンジしてみませんか?