こんにちは。くらし舎店長の林です。
9月に入り、少しずつ秋の気配がしてまいりました。
美味しいものがいっぱいの食欲の秋。あれもこれもと食べたくなってしまいます。
秋の味覚で真っ先に思いつくのは、栗やサツマイモ。ほくほく甘くて、ほっこり幸せな気分になりますよね。
薬膳的には、栗やサツマイモは気を補う食材。疲れた体にエネルギーを補給します。
甘くて美味しいのでついたくさん食べたくなってしまいますが、食べすぎには気をつけましょう。
秋は空気が乾燥し、気温の変化も激しい季節。
秋の始まりは暑さもまだ残っているので、薬膳では体の熱を冷ましつつ、潤いを与える食材を選びます。
おすすめの食材は梨、りんご、いちじく、柿など旬のフルーツ。喉の乾燥が気になる時や、空咳が続く方にはきくらげ、蜂蜜、落花生などもいいですよ。
秋も深まってくると、冷たい風が吹き、気温が下がってきます。
鼻やお肌が乾燥してカゼをひきやすい時期なので、乾燥対策はしっかりしつつ、体の防衛力を高めるキノコ類、発汗させて寒さを追い払うネギやショウガ、ピリッと辛いスパイス類などをお食事に取り入れるのもいいですね。
辛い物は摂りすぎると乾燥にもつながるので、適量を使うようにしましょう。
リップクリームやボディバームなどの保湿ケアも忘れずに。
身体の内側からも外側からもしっかりケアして、秋冬もしっとりお肌で過ごしましょう。
