本格的な梅雨入りとなり、庭の紫陽花も一雨ごとに色濃くなってくる様がうれしい今日この頃。
蒸し暑い日本の夏を、少しでも快適に過ごしたいものです。
見た目にも涼やかなよつめ染布舎さんの麻の暖簾(のれん)。
ゆっくりと柔らかに風に揺らぐ暖簾は、視覚からも涼しさを感じることができます。
まさしく、今の時期にぴったりの紫陽花の墨染めのれん。
こちらの生地~生平麻はとても発色良く染まる生地で、梅雨の雨に濡れた紫陽花のように濃く深い色合いに染まりました。
麻生地らしい張り感と生地の凹凸に、真っ青なススキの型染めがマッチした爽やかな仕上がりののれんです。
目にも涼やかな藍色と苧麻本来の色の組み合わせが、涼感を感じさせてくれます。
さらりとした座り心地が気持ちのいい、い草の円座クッション。
い草には接触冷感や湿度調整、消臭効果もあり、心地よくお使いいただけます。
縁側に敷いてお茶をしたり、和室やフロアに敷いて、座布団、クッション代わりに…椅子の座面にもおすすめです。
日本の夏の風物詩ともいえる「蚊取り線香」。
そんな蚊取り線香の存在が、再び見直されてきています。
幼いころの記憶が蘇るようなノスタルジックな香りと、ゆらゆら立ち上る煙をながめながら、
ゆったり過ごすおうち時間も素敵です。
朝夕に庭やベランダへ打ち水をしたり、ゴーヤや朝顔で緑のカーテンを作ったり。
風の通り道に、風鈴や暖簾を下げてみたり…。
五感を通して感じる涼やかさというものも大切にしたいなと思います。