懐かしくも新しい 小野一豊さんの染布
型染（かたぞめ）と筒描（つつがき）という染色技法で生み出される、よつめ染布舎さんの美しい布が素敵な椅子敷になりました。
丸い形が可愛らしく彩り、豊かな型染布を使用した椅子敷は、柄の豊富さで華やかなカラーリングから渋い色合いまで多種多様です。
椅子の硬さや冷たさを和らげてくれたり、車のシートに敷いて使っていただいたり…と用途は様々。
表生地は複雑な折り目が特徴のドビー織で、少し厚めの綿生地を使用。
ざっくりとした風合いで、心地良い肌触りです。
染めとの相性が抜群で生地の質感と型染の模様がうまい具合に掛け合わさり、裏生地にはしっかりとした帆布生地（無地）が使われています。
味わい深い絵柄・日本人の奥底に眠る懐かしさと、新しく美しい色の組み合わせ。
小野さんの作品は、豊かで温かく、傍にあるだけで幸せな気持ちにしてくれる何かがあるように思います。
北欧家具などにも溶け込み魅力を倍増します。
ちなみにこちらのデザインは、北欧の大手メーカーKLIPPANに認められ、サマーブランケットにもなった「吾亦紅」。
モダンで素敵ですね。
チャック式で取り外し可能ですから、汚れたらお洗濯もしていただけます。
薄くて丸い円座は、お気に入りの椅子に敷いていただくのはもちろんのこと、座布団のように床や濡れ縁に敷いていただいても素敵です。
軽いので持ち運びもしやすく、小ぶりな円座が思いのほか椅子を選ばず使いやすいのです。
スツールに敷いても可愛いですね。
幾つか柄違いで揃えたり、色違いで揃えたり。
小さな椅子敷が、お部屋の印象を素敵に変えてくれることでしょう。