よつめ染布舎 UME no KATACHI 墨染のれん


年が明けてまだまだ厳しい寒さが続く頃。他の植物より一足先に蕾が開く梅の花。
毎年梅の花を眺めるのがとても楽しみで見惚れる度にその美しさをどうにかして写し取ろうと鉛筆を走らせます。
古来から絵師達が幾度もモチーフとに取り入れてきた梅の花。
幾多の絵師達と同じく描かざるをえないその衝動に僕も突き動かされ生まれたのがこの柄です。
素材について
生地名:生平麻
経糸も緯糸も手績みの苧麻糸を使っています。
漂白されていないベージュや茶色の苧麻本来の色が杢目調に織り込まれています。
麻生地らしい張り感と生地の凹凸が杢目と相まって自然な風合いが際立つ生平麻です。
洗濯方法
・墨染は摩擦に弱いので、擦ったりしないでください。
・洗濯機で洗わないで下さい。
・部分的に汚れた場合、汚れた箇所を濡れふきんなどで軽く叩いて汚れを落として下さい。
・全体的に汚れてしまった場合、のれんがが十分に浸かる量の水を風呂桶にため中性洗剤を桶の水に溶かし、
浸け置き洗いをして下さい。
全て手作業にて製作しております。
布の色や細かいサイズ感など写真と違うことがございますのでご注意ください。
【よつめ染布舎 】
大分県国東半島の突端。
静かな海となだらかな山に囲まれた自然豊かな場所に“ よつめ染布舎 ”はあります。

●●● 染めを暮らしの中に ●●●
暮らしのアクセントになるような作品を作っていきたいと考えています。
よつめの染布にふれあうことで気分転換になったり、日常が少し明るくなったり、そんなことを願っています。
型染(かたぞめ)と筒描(つつがき)という染色技法を用い、
ほとんどの行程を手作業で行っています。
手作業で染めた布には、機械では出せない独特の”曖昧さ”を纏っています。
線の輪郭がぼんやりしていたり、版が少しずれていたり。
それは意図しないところでありながらも
その”曖昧さ”がどこか面白く、人の手の温もりを感じさせる。
そんな布を作っていきたいと考えています。
よつめ染布舎/小野 豊一
1982年 広島県生まれ
2003年 広島芸術専門学校グラフィックデザイン科卒業
2004年 株式会社吉田旗店にて染めの見習い
2014年 よつめ染布舎として活動を始める
2015年 拠点を大分県国東市に移し工房を新設
年が明けてまだまだ厳しい寒さが続く頃。他の植物より一足先に蕾が開く梅の花。 毎年梅の花を眺めるのがとても楽しみで見惚れる度にその美しさをどうにかして写し取ろうと鉛筆を走らせます。 古来から絵師達が幾度もモチーフとに取り入れてきた梅の花。 幾多の絵師達と同じく描かざるをえないその衝動に僕も突き動かされ生まれたのがこの柄です。
サイズ | 約 幅 72cm(2巾) 高さ 100cm |
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素材 | 麻100% |
備考 | 全て手作業にて製作しております。 |