空気がひんやりとして、あたたかい鍋物が恋しい季節になりました。
そろそろ手足の冷えも気になる頃です。
お食事にも身体をあたためる食材を使って、身体の内側から冷え対策をしていきましょう。
湯豆腐や麺類の薬味によく使われるネギや生姜、紫蘇は、薬膳では、身体を温め、発汗させて体表の寒を追い払うとされています。寒い日に、スープやお味噌汁に入れるのもいいですね。
鍋物といえば身体が温まるイメージですが、鍋物に欠かせない豆腐や白菜は身体を冷やす性質。
寒い時期は薬味と一緒に召し上がるのがおすすめです。
また、気の巡りを良くしたい方はユズやスダチなどの柑橘類の皮を入れたり、大根おろしを添えて消化を助けるなど、体調に合わせて薬味を選ぶのも良いかと思います。
このほか、身体を温める食材は鶏肉、海老、鮭、にんにく、ニラ、カボチャ、カブなど。寒い時期の薬膳にもよく使われます。
また、冷えが気になる方は、栗やクルミもおすすめです。
秋冬が美味しい時期でもありますので、おやつに選んでみるのもいいかもしれません。
ソックスやストールで身体を守ることも大切です。
特に、首、手首、足首は冷やさないように、しっかりガードしましょう。
身体の内側も外側もあたたかくして、寒い日も元気に過ごしたいですね。