こんにちは。くらし舎店長の林です。
年々、夏が長くなっているように感じる今日この頃。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
気温も湿度も高い日本の夏。なんだか身体が重だるい、気分が上がらないと感じているならば、身体の中にも「湿」が溜まっているかもしれません。
湿度の高い時には身体の中にも湿気が溜まりやすくなり、むくみやだるさ、食欲不振を引き起こしがち。また、暑いからといって冷たいものばかり食べているとお腹が冷えて必要な栄養が吸収できなくなったり、水分の代謝が滞る原因になったりします。
夏の食養生では冷たいものは控えめにして、身体にこもった暑熱を清める食材を取り入れます。湿度対策には、消化機能を健やかにして水分代謝を良くする食材を。
薬膳では、すいか、ゴーヤ、きゅうり、冬瓜などの瓜類は、身体の熱を取り、水分の代謝を良くして余分な水分を排出する食材。
そら豆や大豆などの豆類、はとむぎ、とうもろこしは消化機能を健やかにして、体内の水はけを良くします。とうもろこしのヒゲは利尿作用があるので、むくみが気になる方はお料理に使ったり、煮出してお茶として飲むのもいいでしょう。
また、香りの強いものは食欲を湧かせ、湿気を乾かすとされています。大葉やパクチー、カルダモン、柑橘類の皮などを薬味として使うのもいいですね。
日々のお食事以外にも、睡眠をしっかりとることも大切です。
暑いと寝苦しく、知らず知らずのうちに睡眠不足になっていることも。無理せずエアコン等で室温を調節し、湿気がこもりにくいベッドリネンやナイトウエアで快適に眠れる工夫を。
疲れやすいと感じたら無理をせず、日々ご自身をいたわって、この夏も健やかにお過ごしくださいませ。
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